RICOH THETA Sでバイクの走行中動画を撮影(自撮り)する

RICOH THETA Sを買う前からやりたいことがありまして。
それはバイクの車載動画の撮影です。
バイクに設置したThetaで、360度のバイク動画を撮影したら楽しいだろうな~って。
今回、設置するための道具もそろったところで、いろいろなところにThetaを設置して
どのような動画がとれるか確かめてみました。

設置場所

設置できる場所はいろいろとあるが、今乗っているSUZUKI Bandit1200Sで設置できる場所で絞り込んでみた。

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  1. ミラー
  2. ハンドルバー
  3. エンジンガード
  4. パニアケースの上
  5. 後ろタイヤ横

こんなもんかな。
ほかに、エンジン前、前輪横、ヘルメットの上、ナンバープレートのさらに後ろ など
様々な設置場所は考えているが、オーソドックスなところから攻めることにした。

設置するために必要な道具

今回の撮影に伴い、設置のためにRAM MOUNTというパーツを使ってみた。

RAMMOUNT タフ・クローS ARAP-B-400U

RAMMOUNT タフ・クローS ARAP-B-400U

すでにスマホのマウントでRAM MOUNTは使っていますが、がっちり固定されてスマホが落ちることや振動でずれることもなくとても快適。
Thetaの設置もこれがベストだろうと思っている。

設置方法

見てもらったほうが早いだろう。順にどうぞ。

1. ミラー

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2. ハンドルバー

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3. エンジンガード

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4. パニアケースの上

RAM MOUNTパーツ+自撮り棒で、Thetaを上方向に伸ばしている。
伸ばせば伸ばすほど、ブレて見づらくなるだろうから、どの程度まで
許容できるか?

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一番縮めた状態

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一番伸ばした状態

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伸ばした状態の見た感じ、ちょっと異様だな。
これだけ伸ばしてしまうと、どうせブレブレ見てられない動画になるんだろうな、と、この時は思っていました。

5. 後ろタイヤ横

Thetaを逆さにつけています。
Thetaは天頂補正があるため、本体が逆さでも出力結果は天井が上にくるよう補正されます(画像、動画ともに)。すごいね。

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撮影結果(画像)

動画撮影の前に、360度画像がどのように見えるか確認します。

1. ミラー

前方の視界が開けて見やすいですね。
あと、バイクと乗っている人が一緒に撮影できているので、この構図が好きな人にはお勧めです。
この位置だと、やっぱり顔は映りますね。(なんか俺、変な顔)

ThetaSでバイクの撮影(自撮り)を行う。 1. ミラーに設置 - Spherical Image - RICOH THETA

2. ハンドルバー

乗っている人に近い視点で撮影できます。
計器類も一緒に映るので、気にする人は気にしますかね。
カウルがある車種だと、Thetaを雨風・小石・虫などから守ることができます。これ結構重要だと思っています。

ThetaSでバイクの撮影(自撮り)を行う。 2. ハンドルバーに設置 - Spherical Image - RICOH THETA

3. エンジンガード

下からのアングルで撮影となります。
360度画像になると、エンジン超じゃまですね。

ThetaSでバイクの撮影(自撮り)を行う。 3. エンジンガードに設置 - Spherical Image - RICOH THETA

4. パニアケースの上

パッセンジャー目線での撮影になります。
自撮り棒の長さにより、低~中~高の3種類撮ってみました。

まずは低

ThetaSでバイクの撮影(自撮り)を行う。 4. パニアケース上に設置(低い) - Spherical Image - RICOH THETA

次に中

ThetaSでバイクの撮影(自撮り)を行う。 4. パニアケース上に設置(中) - Spherical Image - RICOH THETA

最後に高

ThetaSでバイクの撮影(自撮り)を行う。 4. パニアケース上に設置(高い) - Spherical Image - RICOH THETA

高を見た後で低を見ると、すごい落差ですね。

5. 後ろタイヤ横

後ろの人を撮影するようでしょうか。だったらThetaでとる意味ないような。
とりあえず、動画撮影だけはしてみましょう。

ThetaSでバイクの撮影(自撮り)を行う。 5. 後ろタイヤ横 - Spherical Image - RICOH THETA

撮影結果(動画)

これも見てもらったほうが早いですね。どうぞー スマホで見ている人は、youtubeアプリで見ると360度天球動画としてみることができます。

1. ミラー


ThetaSでバイクの撮影(自撮り)を行う。 1. ミラーに設置

2. ハンドルバー


ThetaSでバイクの撮影(自撮り)を行う。 2. ハンドルバーに設置

3. エンジンガード


ThetaSでバイクの撮影(自撮り)を行う。 3. エンジンガードに設置

4. パニアケースの上

はじめは一番低い位置で、動画の真ん中あたりで、最高位置まで伸ばして動画撮影しています。


ThetaSでバイクの撮影(自撮り)を行う。 4. パニアケースの上に設置

5. 後ろタイヤ横


ThetaSでバイクの撮影(自撮り)を行う。 5. 後ろタイヤ横

まとめ

自撮り棒を思いっきり伸ばした状態での撮影が、思ってた以上に面白い。
伸ばしたほうが逆にブレずに見やすくなるなんて思ってもみなかったし、
自分の走行中の姿を上空2mちょい後ろのところから見るなんて
普通できないですし、しかもそれが360度全方位撮影できてしまう。

カメラ全般そうですが、レンズに傷や汚れがついてしまう場合があります。
今回の撮影でも、レンズに虫がついてしまいノイズが混じってしまいました。
(エンジンガードの撮影の途中からです)
折角撮影したけど、虫がついていて台無しにならないように、こまめに確認しながら
撮影したほうがよさそうですね。
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おわり